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訪問看護で爪トラブルに対応

更新日:2023年11月24日

阿久津寛子さん


看護師

ケアゲート株式会社 あけぼの訪問看護ステーション 勤務



訪問看護のお仕事をされている寛子さん。

「陥入爪や巻き爪などのトラブルがある爪にもしっかりと対応できるようになりたい」と

ご入学時から目的がはっきりしていました。


何がきっかけでそう思うようになったのか、

習得した技術をどのように活かしていらっしゃるか、教えてくださいました。





訪問看護は在宅で安心して療養できるように

体調管理、医療処置をするお仕事


ーーー現在のお仕事内容を教えてください。


「訪問看護師という仕事をしています。

中野区を中心に、(新宿区、練馬区、杉並区も一部訪問範囲)自転車で在宅療養されている方の自宅に訪問しています。利用者様は、小児期〜100歳を超える幅広い年齢層と、慢性期疾患、神経難病、終末期、認知症等など様々な疾患をかかえています。在宅で安心して療養できるように利用者様の体調管理、医療処置をさせてもらっています。」



改善してもまた巻き始める爪・・

何でだろうと、いつも爪のことばかり考えていた


―ーーフットケアを学びたいと思ったきっかけはなんですか。


「ちょうど一年前に、利用者様から

『看護師に巻き爪を治してほしい。』という爪に特化した依頼がきたことが始まりです。


期待に応えるために試行錯誤しながら、

2週間に1回爪切りをさせてもらいました。

巻いていた爪が半年くらいで平坦になるまで改善し、利用者様も満足されていました。


しかし、1ヶ月くらいすると爪が巻き始めることに気がつきました。

他にも、陥入爪で炎症を起こし爪周囲から肉芽が盛り上がっている状態の利用者様の爪も早急に対応が必要な状態で

爪ケア行い一時的には炎症が落ち着くのですが

1ヶ月くらいするとまた同じことの繰り返しでした。


何でだろうと、いつも爪のことばかり考えていました。


思い返してみれば、看護学校や病院勤務時代は爪の切り方は習っておらず、訪問看護での臨床の中での積み重ねでしかありませんでした。

訪問看護師になってから、足爪のトラブルを持った利用者様が非常に多い割には、爪や胼胝や鶏眼だけでは積極的にケアしない方が多いというのが現状でした。


爪や皮膚トラブルは看護師が積極的に介入し往診医に報告し、軟膏処方を相談します。

看護師の見立て一つで対応も異なり、重要な役割なのに対して自分自身に確かな知識や技術が不足してることを痛感し、一念発起しスクールに通うことを決めました。」





受講中に感じたこと・これからの目標


ーーー当スクールを選んだ理由があれば教えてください。

 

「複数のスクールから資料を取り寄せましたが、どこのスクールの質が良いか悪いかは判断できませんでした。

結局、子育てもしているため、最終的に通学に時間がかからないに貴校に通うことを選択しました。


入校してから、他の受講生の方々は念入りに調べ、貴校の質の高い教育を学ぶために遠方から通学されている方がいることを知りました。

私は本当に運がよかったです笑。」




ーーーご受講して役に立ったこと、印象に残ったことを教えてください。


「JPポドロジーという日本人に向けの実践的理論・技術を加え、体系化したオリジナルフットケアシステムを学ぶことができたことです。

他の資格制度に踏み込まず、医師法・薬事法に抵触せずにトラブルケアのみならず根本原因へもアプローチできる安全な技術で、施術する側・される側も安全ということです。


そして素晴らしい先生ばかりで、どんな質問に対しても、多角的に根拠も明確に教えてもらい感動しました。


また、短期間ではありましたが、実際にモデルさんの足を施術させてもらったり、検定もあったりで毎日緊張しながらも集中して取り組むことができました。


他の受講生の皆さんとも足を学ぶ同志として親睦も深めることができ良い刺激になりました。


合格しても技術を提供するには、まだまだ経験などの修行が必要ということです。

Q&Aメールをその都度利用して学びを深める必要があると思いました。」



ーーー今後JPポドロジーをどのように活かしたいですか。


「まずは、利用者様が足から健康になれるようにフットケアできる看護師になります。

そして多くの在宅療養されている利用者様のフットトラブルをなくすことが目標です。」




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