宮沢彩花さん
ドイツ式フットケアサロン enisia
訪問看護ステーション enisia
訪問看護師として、居宅や施設などへの訪問看護に従事するかたわら
フットケアを学ばれた彩花さん。
ご卒業後、ドイツ式フットケアサロン enisiaを開業。
更には、訪問看護ステーションを立ち上げました。
enisiaとは「縁と幸」という意味だそうです。
足トラブルでお困りの方、そして看護師を目指したい方、フットケアに興味のある看護師の方、様々な方のサポートをしたい、とおっしゃる彩花さんの受講時のお話を伺いました。
アカデミー卒業後にプライベートサロンをオープン
ーーー現在のお仕事内容を教えてください。
「普段はフリーランス訪問看護師として、居宅中心に訪問看護に従事しています。フットケアの資格取得後、プライベートサロンドイツ式フットケア enisiaをオープンしました。」
高齢者の爪トラブルに苦戦した時
ドイツのポドロギーにたどり着き「これだ!」
―ーーフットケアを学びたいと思ったきっかけはなんですか。
「訪問看護師として働く中で、月1の利用者様からは、訪問の際に爪切りを依頼される場面が多くありました。
しかし、高齢者の方の爪トラブルは中々のものでニッパーなど持参しても全く歯が立たず苦戦していました。
思えば、看護学校でも就職後も、爪切りやフットケアについて学ぶ機会はなかったので、自分で色々と調べた結果、ドイツのポドロギーにたどり着き『これだ!』と思いました!」
実習が多く実践に強い講義
先生の励ましで楽しい時間でした
ーーー彩花さんが当スクールを選んでくださった理由があれば教えてください。
「資料請求は、他社も含め入校の2年前にしていました。
その際、丁寧な対応で好感が持てたことと、学校長の経歴などを拝見しJPポドロジーで基礎から学びたいと思ったからです。
しっかりとしたカリキュラムで、卒業後もケアの相談などができる環境であることから安心できました。」
ーーーご受講した当時印象に残ったことはありますか。
「やはり実習時間が多いことが1番役に立ち、実践に近い感覚で出来たので良かったです!
実習中は、生徒のミスなども多々ありましたが講師の先生は相手の立場となった指導をされていたことが印象に残っています。
私自身、上手く出来ず失敗をしても、先生はいつもポジティブに、時には冗談を交えながら楽しく講義して頂きました!
技術習得が難しいケア内容なども、1人1人に的確なアドバイスをして下さり、本当に実践に強い講義だったと思います。」
ーーー器用な彩花さんでも、苦労したことはありましたか。
「苦労した点は、コロナ禍でしたのでスクール内で昼食を摂ることができなかったため、限られたお昼休憩時間の中で食事を済ますことかなと思います。
特に試験前などは、おにぎりや軽食をつまみながら学習できれば、もっと良い点数が取れたのではないかと密かに思っていました(笑)」
“人のため”になるケアとして
老若男女問わず提供していきたい
ーーー今後、JPポドロジーをどのように活かしていきたいですか?
「受講当初は、訪問看護の際にケアを提供、または高齢者宅への出張ケアを目的としていましたが、多くの方が何かしらの足トラブルに悩んでいることを実感。
そこで完全プライベートサロンをオープンすることにしました。
JPポドロジーの基礎やエビデンスを大切に、それらの技術を“人のため”になるケアとして老若男女問わず提供していきたいと思っています。
足病変が全身に与える影響や、足トラブルを繰り返さないケアを看護師としての視点も踏まえて活かしたいです。
また私自身、シングルマザーで社会人経験を経て看護師国家資格を取得しているため、将来的にはフットケアに興味のある方や、看護師を目指すシングルマザーの方たちの支援をしたいと考えています!」
ーーーサロン開業1年後には訪問看護ステーション事業もスタートさせた彩花さん。
ご利用者様のために日夜取り組んでいらっしゃることと思います。
私どもも出会いに感謝しております。